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【最新】2018年 フィアンセビザ&グリーンカード申請 詳細ステップ 実録【K1 GC 準備】

【K1 ビザ 準備】【GC 準備】
K1ビザを申請してアメリカに入国、グリーンカード申請から取得までの詳細ステップの記録

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2018年8月更新

USCISより出されているビザ申請のステップを実録・追記形式で記事にしています。
ビザの形式にも変更がちょこちょこあるので、現在進行形で申請状況を更新しながらお伝えします。

ベースとして、婚約者ビザの申請準備・申請・許可・入国・結婚から永住権の獲得、そして、その永住権の放棄の場合までの大きな流れをステップごとにまとめました。そこに追記し、更新しながらビザ発行・移住までをまとめていきます。

オンタイムでビザ申請している方や、これから申請しようと思っている方に役立てますように。


フィアンセビザ申請の準備

私は弁護士・代行を通さず、完全に個人での婚約者ビザ申請している最中ですしました。

理由としては、周りの友達「自分でできる」と判断したからです。「簡単だ」と思っている訳ではありません。
何度もアメリカの移民局・大使館などのサイトをチェックしながら面倒臭いステップを踏んでいます。

ビザの発行に関しては、業者に弁護士に依頼することが可能です。代行サービスといったところでしょうか。
その道のスペシャリストですので、”手間をかけたくない・英語がよく分からない・専門家にお願いしたほうが安心”と考える方にはオススメです。

ビザは、日本・アメリカなど、国を跨いでの法律に関することですから、安易な気持ちでは申請・取得できません。

幸いにも、私の国際結婚をした友人たちには弁護士を雇った方雇わなかった方両方がいるため、たくさんの参考意見を事前にきくことができました。それを踏まえた上で、個人で申請する道を選びました

ビザ申請者のおかれた環境によっても弁護士を雇う・雇わないのメリットデメリットが出てくるかと思いますが、個人申請に興味のある方の参考になれば幸いです。


ビザ申請のフォームや内容はよく変わる

法律ってそんなにコロコロ変わるの?と思うかもしれませんが、よく変わります。

公式サイトの申請フォームの有効期限が切れているなんてこともよくあります。

こちら私の例
i-129f フォームの有効期限が切れている場合の対処方【国際結婚の手続き】 - Life in Palekaiko


個人で申請する場合は特に、ビザ情報は定期的に更新することを心がけましょう。
私自身もできるだけ収集した情報を定期的にUPできるように頑張ります。

最近変わったことの例としてはこちらの過去記事を参照
2016年12月 2日 K1ビザ申請料金の変更〜為替レートが改定されました〜 - Life in Palekaiko


はじめに K1ビザを申請に関わる機関

婚約者・フィアンセビザ(通称K1ビザ)と呼ばれるアメリカ国籍の方が婚約者をアメリカに招く為のビザ取得手続きから永住権の申請までが大きく5つのステップにまとめられています。

そのプロセスには、U.S. Citizenship and Immigration Services (USCIS 米移民局)、the U.S. Department of State (DOS 米国務省) 、と U.S. Customs and Border Protection (CBP 米国税関国境保護局)という3つの機関が関わっています。

フィアンセビザ(婚約者・K1ビザ)プロセスの要約参考サイトに関しては”USCIS Fiance Visa”と検索をかけると一番初めに出てくるはずです。

ステップ1 i-129f申請

(実録を含む)
アメリカ国籍を持った側が、USCISに対して、婚約者の承認を求める」

Form I-129F(ここからはi129fと省略します), Petition for Alien Fiance(e)

アメリカ国籍を持っている方がI-129Fという請願書を作成しUSCISのオフィスに送付します。(実際には2人とも提出書類を準備する必要があります)

i129fの前に確認・証明するべきこと

  • 双方とも結婚する権利を持っている(離婚歴があっても離婚証明ができること・結婚しても問題ない状況にあること)

  • アメリカに入国後、90日以内に結婚をする意思があること

  • 請願書提出前の2年以内にお互いが実際に会っていること

  • などがあります。

    i-129fと共に提出した書類内容

    彼の準備するものと私が準備するもので多少の差はありますが、ほぼ同じです。その書類を一つの封筒にまとめてアメリカ国籍側のパートナーに申請してもらいます。

    アメリカ国籍側の準備書類

  • I-129F
  • :彼と、婚約者である私の情報を書き込むフォームです。フォームの中に、日本語で私の名前と住所を書く欄があります。彼と協力して記入しましょう。

  • カバーレター
  • :この書類の種類と、この封筒に何が入っているかを項目をつけたものを作りました。

  • G-1145 E-notification of Application
  • パスポート全ページのコピー
  • アメリカ人パートナーの出生証明書
  • G-325A Biographic information
  • :素姓チェックのようなもの。過去5年間の居住地と仕事場などの記入項目あり。  04/10/17バージョンのi129fを使用している方に関しては、G-325Aが必要なくなるようです。USCISのサイトをご参考下さい)
    G325Aについては、未だに添付書類として提出される方もいますが、実際はi129fの中に内容が含まれているので提出すると二度手間かなぁ

  • パスポートサイズのカラー写真
  • :請願書提出30日以内に撮られた白の背景、光沢であること、写真の裏に名前を書くこと。

  • 過去2年間の付き合ってきた証明となるもの
  • :写真やチケットの半券(彼の持っている分)

  • パスポートの渡航記録
  • :入国・出国がわかるようにパスポートの全ページを印刷。

  • intent to marry letter
  • :90日以内に結婚する意思があることを書いた手紙。私たちの場合は彼に、彼の名前と私の名前を入れて、結婚する意思があります!という手紙を1枚書いてもらいました。(それぞれで準備する必要なし。文も3行くらいでかなり短く書きました。出会いのきっかけなどは書いてません。)

  • 小切手$340 $535(2017年現在の申請料)
  • アメリカ側に住む彼が送付するので、彼がこの申請料の小切手を準備しました。


    日本国籍側の婚約者の準備書類

  • 戸籍謄本か抄本(英訳付)
  • :抄本の方が私個人の情報のみなので英訳が楽でした。謄本は家族全員がリストされていますので英訳が面倒です。※2018年現在のインストラクションには日本人側の戸籍謄本と翻訳を添付するようにという指示はありません。必要なければUSCISの方で破棄してくれるので心配な方は提出してもいいでしょう。

  • G-325A Biographic information
  • :素姓チェック。過去5年間の居住地と仕事場などの記入項目あり。フォームの記入欄には入りきれないので、別紙に居住地情報や、雇い主・会社名・会社の住所など職歴情報を記入。(フォームは自分でWordを使って作成しました)
    上記にも書きましたが、新しいi129fにはG325Aが必要とされていません。

  • パスポートサイズのカラー写真
  • アメリカのパスポートサイズです。日本サイズではありません。請願書提出30日以内に撮られた白の背景、光沢であること、写真の裏に名前を書くこと。

  • 過去2年間の付き合ってきた証明となるもの
  • :彼とは別に準備。2人の写真、相手家族と撮った写真や航空チケットの半券、メールやLINEのやりとりなどコピーしてまとめました。

  • パスポートの渡航記録
  • :入国・出国がわかるようにパスポートの全ページを印刷。


    遠距離でi-129fを一緒に記入する方法

    1つのI-129Fの記入は、お互いが離れた国にいる為に一緒に記入できないので、①彼の必要項目を先に記入 ②私にメールで転送 ③私の必要項目(日本語で書く欄)を記入しプリントアウト→ 私の直筆サイン ④彼に国際郵便で他の書類と共に郵送→彼が直筆サインを追加! 完了! という手順を踏みました。

    happyaloha.hatenablog.com

    添付書類のサンプル

    I-129Fには何かと添付書類が必要です。下記は、私が作成したものをベースに作成内容を記事にしています。

    happyaloha.hatenablog.com

    ※注意:USCISは、送付されたI-129Fと書類の内容を承認するだけであり、その承認がビザの許可・取得を保証したわけではありません。(この期間中は日本側に住む婚約者はアメリカへの旅行などができません

    ビザ申請中のアメリカへの旅行に関しては、日本で仕事をしている証明や帰国する証明ができれば入国できる場合もあるようです。大使館にはオススメされませんでしたが、手続き中も入国できた方がいらっしゃいます。


    すべての添付書類とともにi-129fをUSCISの指定アドレスに送付して後は、National Visa Centerへ書類が送られ別のプロセスに入ります。

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    ステップ2 日本側婚約者の申請準備と面接まで

     
  • the U.S. Department of State(DOS)がアメリカ側の婚約者に、申請準備の許可を通知

  • メールとレターにて、USCISNVCに書類を転送し、ここで2週間ほどの審査の後、The Department of State's National Visa Center(NVC:ナショナルビザセンター)が、日本側の婚約者がいるフィアンセビザの申請をする在アメリカ領事館・大使館にケース番号と請願書を送付します。

    ケースナンバーが届いた後すること → フィアンセビザの申請

    DOSが日本側の申請者の指紋採取を含めた素姓チェックを行うので、面接の前に
  • DS160 フォームの記入・確認ページの印刷
  • 渡航検診(健康診断)
  • 渡航証明(無犯罪歴証明)
  • 戸籍抄本(または謄本)英訳付
  • 背景白・光沢のパスポートサイズ写真2枚
  • 婚姻を証明できるもの
  • I-134扶養証明とその他添付書類(アメリカ国籍側の方が準備,(過去3年間のtax informationなど)

    これらの必要書類が全て揃ってから申請料金の支払いと面接予約を行います。

  • 申請料金の支払い($265=¥30475 2017年版)と面接予約


  • フィアンセビザ申請の注意点

  • NOA2で届いたI-797に書かれているNotice TypeのValid from横の日付、有効期限内にフィアンセビザの申請すること
  • DS確認ページが消えてしまったら再作成できる
  • 渡航検診をしてくれる病院は指定されている
  • 入国後の永住権申請のために必要な予防接種を渡航検診の時に受けておける
  • 渡航証明(無犯罪歴証明)が取れる警察署は指定され、各都道府県1箇所ずつしかない
  • DS160フォーム用と面接用のパスポートサイズの写真のサイズはアメリカサイズ(5cm x 5cm)
  • 渡航証明に必要な写真のサイズは病院が指定したサイズ(病院のインストラクションを確認)
  • i-134扶養証明書の添付書類には、アメリカ国籍側の納税証明、職場の上司から彼の職務や給与や勤務期間などが証明された手紙、銀行口座のアカウントの残高証明などもある
  • 申請料金はドルで表示されているが、日本円でのお支払い。為替レートが定期的に変わる。
  • 面接予約は申請料金支払い日の2週間後に指定される
  • 渡航検診も渡航証明も手続きと取得までに2週間ほどかかる場合もあるので余裕を持って申請を計画すること
  • ビザの面接に関しては、こちらに詳しく書きましたので下の記事をどうぞ!

    2017年版 フィアンセビザの面接終了!前日準備と当日の持ち物 - Life in Palekaiko


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    ステップ3 K1でアメリカ入国

    K1ビザ保持者はアメリカに入国し、米国税関国境保護局(CBP)に入国審査を求めます。
    (K1ビザの保持は、入国許可を保証するものではありません。)
    CBPが、必要な質問事項、生体認証、インタビューの認容性を確認できれば、その日から90日間の猶予を与えられます。

    入国後の90日間でしなければいけないことは

  • Marriage Licenseを取得
  • 入籍後、Marriage Certificateを取得
  • 永住権の申請(Marriage Certificateの提出が求められます


  • 90日の期間内に結婚をし、Marriage Certificateを提出・永住権の申請をするための容認期間です!!!こちらの90日間は延長不可ですので要注意(ごく限られた場合をのぞいて)。

    ハワイでの入国審査に関しては、観光客がパスポートを見せて、指紋を取られるあのイミグレーションにて”フィアンセビザを持っているのだけどどこへ行けばいいのか?”と指示を仰げば案内してくれます。

    それほど時間を取られず、むしろ10分くらいで終了。
    フィアンセビザのパケットを審査官に手渡し、すぐに呼ばれ、90日間の間に結婚しろと伝えられ、その後指紋と写真を撮られるといった、アメリカに旅行にいったときとそこまで変わらないやりとり・・・とても身構えていたのにあっさりと入国させられた入国審査でした。


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    ステップ4 グリーンカード申請

    日本側の婚約者はUSCISに、永住権(グリーンカード)の申請を行います。

  • Form I-485(永住権の申請書類)を準備・記入(
  • 詳細記事はこちら
    i-485の書き方・必要書類 Q&A【アメリカ グリーンカード】 - Life in Palekaiko


  • Form I-485のプロセスでは、申請者・配偶者両方の素姓チェック(アメリカ国籍がない方は指紋採取と配偶者同伴のインタビュー)
  • バイオメトリクスの詳細はこちら
    【アメリカ 国際結婚】グリーンカード バイオメトリクスに行ってきた 当日の持ち物と所要時間 - Life in Palekaiko


  • 2度目の結婚記念日までに合法な永住が付与された場合、申請者は2年間の条件付永住権と2年有効のグリーンカードを獲得(永住権はその後更新)

  • 私たちは8月中旬に入籍し、翌週(8月末)には申請書のそろったパケットをUSCISに送付しました。
    I-485と共に申請したのは、I-131 (Re-entry permit), I-765(Work Authorization)の2つです。以下、詳しく書いてますので参考にされてください。

    グリーンカードの申請っていつまでにすればいいの?について 【国際結婚手続き】 - Life in Palekaiko

    国際結婚 入国後のタイムラインとグリーンカード申請までにすること - Life in Palekaiko

    i-485と共にI-765とI-131を申請するお得な理由【国際結婚 手続き】 - Life in Palekaiko


    I-485と共に提出したI-765(Work Authrization)とI-131(Re-entry permit)が許可された通知が11月26日に郵送されてきました。
    その後、12月12日に『バイオメトリクスの予約通知表』が郵送されてきたのですが私のスケジュールの有無は関係なくバイオメトリクスの日程が12月20日までに◯◯◯へ来てください! と勝手に決められています。

    リスケジュールすることも可能ですが、しないほうがいいとの回答をよくみます。

    グリーンカードのプロセスはアメリカの州によっても異なるようです。州ごとの期間を確認する方法はこちら↓の記事を参考に
    【グリーンカード】州によって違うProcessing Timeを調べる方法 - Life in Palekaiko


    2017年8月末に申請したグリーンカードのプロセスの最終ステップである面接のスケジュールを知らせる手紙を受け取ったのは、9ヶ月後の2018年5月。面接は6月中旬です。

    ハワイのグリーンカードのプロセスが早くても10ヶ月〜とネットにも載っていたので、まあまあ早い方かなぁ〜

    手紙を貰った日にオアフ島にいく飛行機のチケットを予約。私と夫の仕事場にも休みをもらえるように手配。 
    手紙にも、緊急のファミリーイマージェンシーでない限りはリスケジュールしないでと書いてありました。これから面接の準備にはいります。

    <↓以下更新>

    6月19日の面接内容についてはこちらの記事をどうぞ

    面接準備について
    【グリーンカード】インタビューの日程が決定! 準備期間や持ち物、手紙の内容等 - Life in Palekaiko

    グリーンカード面接時の服装や内容の参考にどうぞ
    【グリーンカード】面接の内容と服装、持ち物など - Life in Palekaiko


    面接は、i-485の内容についてつじつまが合っているかの確認が中心。結婚後に新たに提出できるような”結婚している証拠”となるものを準備するといいですよ^^

    面接終了後、承認かどうかは面接官が伝えてくれます。その後、約2週間んでグリーンカードが郵便で届くようです。

    (2018年8月更新)

    ステップ5

    条件付き永住者はUSCISに条件付永住権の解除を求める場合。(こちらは、離婚や死別、他の理由などによりアメリカに永住する権利を解除する場合)

    条件付きの永住者は、そのConditional Resident Statusが切れる90日前には、条件の解除を求める申請を行う。”Conditional Permanent Resident”は更新不可。
    解除するにはI-751という書類を記入・申請する。(特別な場合(免除理由)がない限りは、配偶者と共に書類申請を行う)
    解除プロセスの最中、USCISにより、結婚が不正なものでなかったかなど素姓チェックや指紋採取、インタビューなどを行う。

    まとめ

    大まかな流れだけでもプロセスが非常に長い。

    私の現在までの流れとして

    2016年

  • 8月上旬 I-129FをUSCISに送付

  • 9月6日 I-129FがUSCISに受け取られたとのメールがアメリカ側の彼に届く (NOA1)

  • 10月中旬 I-129Fの記入漏れ発覚 漏れた部分のページを記入しUSCISに再送付

  • 11月9日にNotice of Action2 I-797のメールとレターが届き、無事にNVCへ書類が渡る

  • : I-797レターには、2016年11月9日〜2017年03月08日までが有効期限だと記載されていました。
  • 12月上旬 ケースナンバーと渡航検診の案内などが領事館から送付される

  • 2017年

  • 1月 DS160フォームの作成・渡航検診・渡航証明の各種手続きと書類集め

  • 1月下旬 彼にi-134を送ってもらう

  • 2月9日 申請料金の支払い・面接日を23日に設定される

  • 2月23日 大使館にて面接

  • 3月8日 大使館より、パスポート・ビザ・健康診断書などの入った封筒が手元に届く

  • 7月10日 フィアンセビザにて渡米・入国審査

  • 8月中旬 入籍

  • 8月26日 USCISにI-485含むパケットを送付

  • 9月11日 USCISよりパケットを受理したとの連絡が届く

  • 9月20日 USCISよりi-485,i-131,i-765(3通)のNOA(レシート)が届く

  • 11月26日 I-765,I-131が許可されたとのメールが届く

  • 12月12日 USCISからバイオメトリクス(指紋採取)のスケジュールが届く

  • 12月20日 バイオメトリクス

  • 2018年

  • 5月17日 面接(インタビュー)の日程を知らせるレターを受け取る

  • 6月19日 面接 → 承認 

  • 6月24日 グリーンカードapprovedのレターが届く(カードではありません)

  • 7月1日 グリーンカードが手元に届く(実際に発送されたのは6/25だった模様)
  • 更新日2018/8



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