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【ハワイ大学 留学】 入学・編入、費用など 2018-2019 〜大学の選び方〜

2018年更新

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ハワイ留学をされたい方へ。4年制(University of Hawaii)のハワイ大学はいくつかあります。その入学条件や学部、学費などは大学のキャンパスによって異なります。年々上がる学費にヒヤヒヤしていた学生時代ですが、現在も止まることなく上がり続けているようです。

ここからは、University of Hawaii at Hilo を卒業した私の経験を元に、2018年現在のハワイ大学ヒロ校の様子を中心に、学部や学費、大学生活で気をつけたいポイントなどを綴りたいと思います。

学部と学位

ハワイ大学と一言で言っても、学部と学位には種類があります。
ハワイ大学ヒロ校で取れる学位は次の通りです。
以下は、4年生大学だけでなく、修士課程や博士課程の紹介も入ります。

  • 一般的な4年制大学卒業資格 = Bachelor's Degree

ハワイ大学ヒロ校には現在41種類の学部があります。
まず、大学の一般教養を終えた時点で、自分の専攻(Major)を決めていきます。
一言でAgriculture(農学)とはいっても、園芸学から、獣医になるために必要とするアニマルサイエンスまで種類があるので要チェックです! 
2つの学部を勉強したい!!!という場合には、Double Major という選択肢があります。2つ同時に専攻するとなると、それだけ学費と時間はかかります。

  • Minor Degree

私は、Environmental Science(環境科学)専攻だけど、Marine Scienceもちょっとかじりたい!とか、もうちょっとBiologyの分野の知識レベルを上げたい!って思ったときに活躍してくれるのが、このMinor Dgreeかなと思います。
Minorは、その名の通りサブ的な学位なので、自分の専攻プラスαのクラスを取っていくことになるのですが、どれも15単位(5クラス)くらいで取れるのと、自分の専攻のクラスとかぶるクラスはそのままどちらの単位としても認めてくれます。

もちろん、全く違う分野もMinorとしてつけることができます。Art専攻だけど、Agricultureの分野を少しだけ勉強したい(メインで専攻しなくていい)っていうのもOK. すごく融通効きますよね!

ちなみにハワイ大学ヒロ校には現在25種類のMinor の専攻があります。

キャンパスは同じです。 Bachelor's Degreeに比べると、学部の種類が8種類と少なくなってしまいますが、薬学系、心理学系、教育系、環境・生物系、そして、なんといってもHawaiianの言語や文学の専攻があるところがいかにもハワイらしいですね!
Heritage Managementなんていう専攻もありました。ハワイは遺産となるような場所も多いからでしょうか。

  • Doctoral Degree 博士

さすがに博士号ともなると4種類くらいしかないですね^^; でも、私が居た頃は、博士号の種類もそこまでなかった気がします。
薬学系と、ハワイの言語や文化の復活に関する学部があります。

  • Certificate (検定・認定)

こちらは、大学の学部というよりも、検定書や認定書という感覚になります。大学が許可したプログラムを受講し、その分野をちゃんと勉強しましたよーという認定です。なので、大学の学位が取れるものではありません。
こちら、ヒロ校には、34種類と結構種類は豊富です。

  • Graduate Certificate Program

ヒロ校にはこんなのもありました。5種類あるのですが、どうやら、Bachelor's Degreeをとった生徒が対象で、Mastor(修士課程)に進んでる生徒は取れないみたいなので、Bachelorよりももうちょっと知識をっていう方が取るのかもしれません。

以上は、ハワイ島にあるハワイ大学ヒロ校の情報。

詳しいハワイ大学ヒロ校の学部&学科についてはこちら
Degrees and Certificates Offered


ちなみに、オアフ島ハワイ大学マノア校であれば、もっとたくさんの学部などが存在します修士課程・博士課程にもバラエティがあるのでぜひチェックしてみてください!

学部のB.S と B.Aの違い

  • B.A = Bachelor of Arts

簡単に言うと文系的な響きです。
同じ学部の名前でもB.AとB.Sで別れているのなら、B.Sの方がより専門的なことが学べるという意味です。

  • B.S = Bachelor of Science

こちらは、簡単に言うと、サイエンス系に多く、B.Aよりも踏み込んだクラスが多く、テクニカル的な授業や数学や科学のクラスをB.Aよりも多く取る傾向にあります。

アメリカでの就職を考えている方、それがサイエンス系で専門的なものである場合、B.SかB.Aかで就職のに差がでます。B.Sの専攻をした方が、より専門職などに就くことができるようです。
日本で就職する場合は、そこまで気にしないところも多いようですね。

必要な単位数

こちらは、学部によっても若干異なる場合もありますが、Bachelor's Degreeの場合、基本は4年間で120単位という風になっています。私の場合はCommunity Collageからの編入であったため、すでに半分くらいは終えてたのですが、クラスによって単位を移行できないものもありました。学部がサイエンス系だったにもかかわらず、化学が嫌いでCommunity Collageではクラスを避けてたのですが、編入後に必要になり、それならUniversityより若干楽に単位が取れたCommunity Collageで取っておけばよかったと激しく後悔しました。

ハワイ大学は3校ある

規模の順で並べています。島や、島内でも場所が違ったりします。

Univeristy of Hawaii at Manoa (オアフ島

ハワイ大学マノア校

一番大きく、Bachelor's Degreeだけでも170種類はあります。
たくさんの文化が混じり合ったハワイらしく、日本語だけでなく、フィリピンや韓国語などの言語学の専攻も多いようです。
サイエンスだったりビジネスだったりたくさんあっていいなぁ♪

日本からの留学生も多く、日本語での案内もあります。


1セメスターの学費 
International(留学生)$16,560
ということは授業料が1年間(2セメスター)で$33,120........($1=109円なら)日本円で約361万円・・・Wow
ただ、留学生向けの奨学金があるのもこの学校の特徴です。

Tuition(学費についてのリンク)
2018-19 University of Hawaii at Manoa Catalog Tuition, Fees, and Financial Aid Regular Tuition Schedule

University of Hawaii at Hilo(ハワイ島

ハワイ大学ヒロ校

規模は、マノア校に比べかなり小さく、田舎の大学という雰囲気があります。
高い山もあるため、島には世界の13種類の気候があると言われ、場所ごとに全く違う雰囲気を楽しむことができます。雪は降るし、溶岩は流れるし、環境学を専攻する人にとってはいいのかも♪

ちなみに1セメスターの学費
International $10,116
マノア校と比べても格段に安い・・・1年間だと$20,682 留学生は($1=109円)約225万円ほどの授業料。
100万円も違うのか^^;
UH Hilo Tuition Schedule

University of Hawaii at West O'ahu (オアフ島カポレイ)

ハワイ大学 ウエストオアフ校

University のサイトを見ても、情報が乏しい感じがします^^;
留学生はどのくらいいるのだろうか・・・
学費は、 1セメスターで International $10,116
 
Cost of Attendance – University of Hawai'i – West O'ahu


学部数もそう多くないです。

学費を比べたサイト

マノア校・ヒロ校・ウエストオアフ校の学費を比較したページ。2016年から2020年分まで確認できます。
毎年値上がりしています。

http://www.hawaii.edu/policy/docs/temp/Attachment_1_Tuition_Schedule.pdf


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大学を選ぶ基準

学部

 自分が専攻したい学部がすでに決まっている人は、大学も選びやすいかと思います。それぞれの大学に似たような専攻がありますが、島が違うので、環境学などになるとその島に基づいた講義が受けられたりします。

ワイ島は活火山の島だったので、地質学的な授業の際は、実際に溶岩がぼこぼこ出てくるフィールドにも連れて行ってもらっていました。

大きな山の上に天文台もあるハワイ島は、天文学も盛んだったように思います。
第2言語系の学部は、マノア校が有名だとも聞きます。
このように、大学によって、強い分野が違ってきますので、事前に下調べをするのも重要です。

学費

留学生にとって、アメリカは簡単にアルバイトができるわけではありません。学校の許可が下りる場所のみバイト可能です。そして、勉強をおろそかにしてバイトに明け暮れてていたら卒業できる場所ではありません。勉強においてはアメリカの大学はとても厳しい。

同じハワイの各大学によっても、学費は変わってきますし、学費を比較しながら通う場所を決めるというのも重要だと思います。

アメリカには返さなくていい奨学金がたくさんあります。そのほとんどは、地元の学生が優遇されますが、留学生向けの奨学金もありますので、Scholarshipは是非調べておくことをお勧めします✨

学校内か、学校の関係機関であればアルバイトができます。そして、私はそれをお勧めしています。理由はこちらの記事からどうぞ↓
happyaloha.hatenablog.com

大学の入学条件

大学の入学条件も選ぶ基準になるかと思います。こちらの記事は各大学やカレッジが入学条件にあげている英語テストのスコアについて書いています。ご参考までに。

【ハワイ大学 コミカレ】各大学の入学方法 と必須 TOEFL・TOEIC・英検の点数 - Life in Palekaiko

生活環境の利便性

交通手段
  オアフ島ハワイ大学マノア校あたりは、交通手段もバスが頻繁に通ってくれたりと融通がききます。確か、マノア校の学生証を見せればフリーだったか安くなるんだったか・・・。学校も徒歩圏内であったり、自転車でOKだったりと必ずしも車が必要な環境ではない場合もあります。しかし、少し田舎なハワイ島のヒロは、交通の便もあまり良いわけではなく、加えて雨の多い地域。登下校や買い物など、車を持っている方が何かと便利だと感じることが多い地域です。
このように、大学のある場所によっても便利な交通手段のタイプが変わってきます。


ハウスシェア?アパート?寮(ドーム)?
 住む場所は、非常に大事です。値段だけで決めると、その場所が意外と大学から遠かったり、治安が悪かったりと色々でてきます。
最初は学校の寮や、学校がお勧めする学校付近のアパートなどに住むのもありです。ある程度、治安のことだったり周囲の状況がわかってくると、自然とどういう場所に住めばいいのかがわかってきます。友達ができて、その子達と家やアパートをシェアする相手を探すこともできます。学校の掲示板にはよく、同じような学生がハウスシェアをしませんか?という張り紙があったりしますので、そういうのを探してもいいかもしれません。
オアフ島は、家、アパート、すべてにおいて高額・・・
一方、ハワイ島の方は、交通手段は車が中心ですが、学生に安く家を貸し出してる場合も多く、私の学生時代に住んだ家々は、月々1人500ドルくらいで、ほぼ大きなお庭もついていました。オアフでは絶対に考えられない値段です。

ちなみに・・・治安は重要です。そういう場所に住んだ結果、友達の中には、泥棒が留守中の家に入り、お金になりそうなものはほぼ盗られたということもありました。家探しの段階で、過去に数回泥棒に入られ、住んでいた住人が殴られたりという場所もありました。ドラッグディーラーの多い場所など、ストリートが1つ違うだけで環境が変わるということも忘れないでください。安いだけではダメです。

寮にも、キッチンが部屋ごとについている場合、共同キッチンな場合と色々タイプがあります。Meal coupon(食事券)がついていて学校のカフェテリアで食べれるタイプもありますので、それも考慮しつつ住む場所を決めるといいかも。

まとめ

大学は楽しいです。勉強も遊びも、きっと一生分やっただろうと思えるくらいやりました。
喜怒哀楽を共にして、私生活まるだしの生活で、言葉を超えた一生ものの友達もたくさんできました。

何よりも、日本という国を飛び出して得られた経験はカルチャーショックもたくさんありましたが、結果的に自分の国の良さや改善点などにも気づける、自国を知ることにもなりました。もう一度あの大学の勉強に戻りたいかと言われれば、たぶんNO(笑)それでも、あの生活に戻りたいかと聞かれたらYESです。そのくらい素敵な経験をしたと言えます。

ただ、そんな素敵な経験も、目標があり、大学も自分が納得するようなチョイスをしてこそ。何より、安全で心地よい生活スペースを選んでこそな気がします。

高い学費を払うんです。勉強も私生活も充実させられるように、挫折しても起き上がって、何度も挑戦して、ハワイ生活満喫して下さい✨


願書について
happyaloha.hatenablog.com



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