こんにちは。外国人妻のyunです。アメリカ・ハワイに嫁いでから、突然お葬式の準備に追われる事態となり、セレモニーが終わった今ようやく全てを振り返っているところです。
お葬式でのカルチャーショックをシェア。
死んだ人が訪ねてくる?!
親族が亡くなった日。それが伝えられてから、重苦しい空気が流れる我が家。亡くなる数日前にみんなで夕食会をし、前日も家に訪ねてきていました。そのくらい私の家族と近い叔父だったのですが、
亡くなった日、その事実を私たち夫婦に伝えた義理の父が一言。
『今日の夜から少なくとも3日ほどは彼が訪ねてくるはずだから心の準備をしておいたらいいよ。』
と。
"WHAT??????" ?!!!?????????!!!!何の心の準備?!!?!(心の声)
彼ら曰く、亡くなってからの数日は、身近な人や家族の所に死者が訪ねてくるのだそう。
旦那の父方のおじいさんが亡くなった時も、旦那と義理父の所に夜訪ねてきたのだそうです。そんなことを聞いたら気になるのは、”どうやって訪ねてくるのか”ということ。
訪ねてくるの例
訪ねてくる方法は様々なようで、など、誰も家にいない時にこういう事態に遭遇したら、亡くなった本人が訪ねてきた証拠なのだそう。
な・・・なるほど。
実際に何が起こったのか
まずは、亡くなった叔父がほぼ毎日遊びに行っていたという別の叔父夫婦の家では、いつもはバタバタと駆け回って元気な飼育しているペットの室内犬(2匹)が亡くなった日から3日間とても静かだったこと。亡くなった叔父によく懐いていた犬の方がよく叔父が座っていた場所でくつろぎ始めたり、その家のリビングにあるテレビやクーラーが全員が帰った後に突然スイッチオフになったりすることが続いたよう・・・。我が家では、義理母の夢の中で電話をかけてきたり、旦那が足音を聞いたり、叔父がいつも座っていた椅子が、誰かが座るような動きをしたり。旦那に至っては、夢の中で何かを伝えられたそうなのですがそれを覚えていない始末・・・葬式前だっただけに、義理両親に”何を伝えられたのか思い出せ!!!”と言われていました^^; ←無茶な
みんなが夜にガレージに集まる夕食会には、大きな蛾が飛んできたり・・・(蛾は死者を意味するらしい)。
そんなこんなで、亡くなってからの数日、彼が訪ねてきてくれた!という話が頻繁にありました。
恐怖か歓迎かは人それぞれ
実際に訪ねてきたのか、気のせいなのかは知る由もありませんが、みんなが叔父を恋しく思っているのは確かです。別の叔父夫婦はこういう話が苦手なので、彼らの飼い犬がやけに静かなのも、テレビやクーラーが突然スイッチが切れたのも、ものすごく怖がっていて、他の家族に笑われていました(笑)幽霊と言っても自分の弟だろ!っていう話なんですけどね^^;
一方の私の家族は、むしろ、叔父が訪ねてくるのを待っているような雰囲気がありました。旦那にしても、隣の椅子が突然動いても、『あ、おじさん来てる』みたいな感じ。。。そんなもんなんですかね・・・w
(ちなみに彼は時々声を聞いたり、実際見たりするタイプ)
私は・・・とりあえず何かがあるかもしれないのだな!と心の準備をしましたが、必要なかったかも。まあ、本当に近い人に訪ねてくるってことだし、私にはないかw
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まとめ
フィリピン系の家庭に嫁いだ私ですが、私のような日本人や、他の家族と結婚してこの家族になった白人の叔父などはこの話を”Really?!本当に?!” とちょっと驚いた感じで聞いていたのでフィリピン系の人たちの迷信のようなものなんでしょうかね?(迷信とか言ったら怒られそう)。でも・・・別の叔父夫婦が2日連続テレビとクーラーが消えたことに本気でビビっていたのでそういうのもあるのかもしれませんね。
私はそれを否定する気も議論する気もありません。だって、亡くなった家族が大事な人の所へ最後に訪ねてくるって、やっぱり家族としてはあってほしいことなんじゃないかなって思うから。
天国に行く前に訪ねてほしい。そういう風に家族が思ってくれるとしたら死んだ者としても幸せなんじゃないかな。
yun