Life in Palekaiko 

ハワイ留学・国際遠距離恋愛・国際結婚・ハワイ生活のあれこれ


スポンサードリンク

英語を聞くだけで話せるは嘘! 英語を話せる人と話せない人の違い? 日本にいても英会話はできるようになる!

f:id:happyaloha:20161019154721j:plain
日本でも英語は世界共通言語として学校での授業がある割には「話せない」と感じている人が多数だと思います。
日本では話せないから生活に困るということもないため、特に興味がないかぎり、話そうとする努力すらしないでしょう。

本屋さんに行くと、英語を中心に中国語や韓国語など、外国語を学ぶための本や教材がたくさん並んでいます。購入したことがある人もたくさんいるのではないでしょうか。それだけ需要はあるはずなのに、周りに話せる人がいない・・・なぜでしょう。

英語を学んできて、話せるようになり、今、英会話を教える立場になった中で考えた「話せる人と話せない人」の違いについて感じたことを書きます。

英語を話せる人と話せない人

バイリンガルや、英語環境に小さい時から少なからずいた人を除いて、
英語を話せなかったのに、大人になって話せるようになった人には共通点があります。
「継続する人」「意識して学習する人」「意識して使う人」です。
「継続は力なり」というのは、勉強でも、スポーツの世界でも多方面で言えることですが、英語や他の言語を習得しようとする時も変わりありません。

キャッチフレーズに踊らされる私たち

たくさんの英語勉強法が溢れています。
「聞くだけで話せる」をキャッチフレーズにするような教材も最近多いですね。
私の個人的な見解から言うと

「聞き流すだけで話すのは無理」 です。

継続することはとても大事です。継続して聞くことはもちろん話すための1歩であることに間違いありません。
でも、ただ意識もせず本当に「聞き流すだけ」で終わってしまってる人は、聴き続けても伸びません。
会話ができるかと言われたら、プラスαで意識して学習しなければならない部分があります。

私は、留学するまで、話す環境こそ準備はできなかったものの、買った教材や高校の文法本を武器に留学前に簡単な会話ならなんとなく理解できるようにはなりました。
そこから「私は話せます」というレベルまで持ってくるには「継続する」「意識しながら学習する」をずっとしてきたからだと思います。
手抜きをして聞くだけで話せるようになりたかったら、たぶん若返るべきです赤ちゃんくらいまで(笑)
でも、赤ちゃんもアウトプットができる環境がなければどんな言語も習得しません。(アウトプットする環境は海外移住というワケではありません。日本にいてもできます。これから説明します)

スポンサーリンク
スポンサーリンク



英語を話す為のステップ

英語の環境に飛び込む!というのは確かに手取り早いです。「継続する」ことと「意識して学習する」環境が常に求められるからです。なので、正直、留学をせずとも環境を作れば日本にいても話せるようになります。

とにもかくにも「聞く」ことは一番大事。
教材を聞き流してもいいですが、「意識して」聞き流して下さい。流行りのテレビドラマでも、映画でもOKです。音楽もいい教材になりえます。大事なことは「同じもの」を「何度も」聞くことです。

そして、耳慣れします。だんだん英語のリズムやアクセントに慣れてくるはずです。この時点では何を言ってるのか理解していなくても大丈夫です。

次に、口に出してマネをしてみましょう。耳から入ったものを、少しずつ外に出す練習です。
できるだけその発音に近づけるようにマネしてみましょう。完コピのモノマネをしてる気分です。アクセントによっては結構難しいと感じます。ゆっくり発音でスタート、徐々に同じ速度にしていくのが目標です。
長い文なら、最初は少しずつ区切りながらやってみましょう。
意外と達成感あります(笑)

自分が発音してみることで、初めて流れてくる声のトーンや発音を意識しながら聞くようになります。
そして、それを口に出すことで「口から英語を話すことに慣れる」のです。

英語とカラオケは同じ

みなさん、カラオケはどうでしょう。
耳に残ったものが練習なしに簡単に口から出ると思いますか?
音楽を聞いているだけで、練習もせずにパーフェクトに歌えるものでしょうか?
カラオケで歌うためには歌詞を見ませんか?練習しませんか?同じ日本人の歌であっても、日本語で何いってるの?とはっきり聞き取れない発音のものもあるはずです。それは歌詞を見て初めて、「あーーーー!そんなこと言ってたの」となることもよくあります。

聞く→ 耳慣れする → リズムを覚える → 歌詞を見ながら口に出して歌ってみる → 何度も歌う → 口から自然に出てくる

このステップは、英語もカラオケも変わりません(笑)

どんな教材がいいの?

20歳まで英語を話せなかった私。高校を卒業し、塾に行くこともなく、自分で教材を調べたり集めたりし、留学し話せるようになった私から言わせてみると、最終的に「万人に使える」という教材ってないのではないかと思っています。
個性、勉強時間、好き嫌い、向き不向き、みんながそれぞれ自分にあった勉強法やペースがあると感じています。
もう一つは「買った教材を使いこなす」こと。教材は正直、似たり寄ったり。教材を買い集めるだけでは英語のスキルは上がりません。買ったものをどう使い熟すかが重要です。

上の「聞く」リスニング能力と「口に出す」ことを中心にというなら、「英語の文をCDで聞けて、自分の目で読めて、自分の口に出せる」教材であればお勧めです。(映画や音楽、ラジオ講座, podcastももちろんOK)

子供と大人は学び方が違う

大人と子供が英語を習得するプロセスは少し違ってきます。

幼稚園児や、若い頃であれば幼稚園で先生から習う歌のように、耳コピーでOK。読めないですからね(笑)
「楽しい」と感じることが「覚える」ことにそのまま繋がりやすいのが子供たち。
先生や親が、動作も含めて歌ったり踊ったりして教えていれば単語や文法なども「勉強することなく」自然と身につくでしょう。
細かい発音や意味はあと周しです。
子供たちは習ったことを、家や外で人目もはばからずに歌い出したり、周りの大人に習ったことを伝えます。自慢します。
アウトプットする環境を多く作ってあげることができれば、英語を覚えることに抵抗を感じることなく自然と言葉なんて覚えていくはずです。

大人はどうでしょう。大人の感情は複雑です。「英語は勉強したけど覚えていない」「英語は苦手な科目だった」= 英語は全く話せない という意識の方が強く働いてしまい、話しかけられるとすぐに緊張状態になり、パニックになる人も多く見られます。落ち着いて「聞く」姿勢がまず準備できていません
いざ話すとなれば、間違ったらどうしようと周りの目が気になります。
口に出す前に考えてしまい、確信のないものは発信しない保守的な部分が顔をだし、話す前に、単語を頭のなかで並べようとするでしょう。

それなのに、留学をするワケでもないのに、英語を話せたらなと思って、英会話の教材を買ってみたり、塾に通ったりする人の多いこと・・・ 
なんだかもったいないですね^^; 

ぜひぜひカラオケの方法を取り入れましょう!
聞く、耳慣れする、リズムを覚える(感じる)、口に出してみる、発音に慣れる、
リズムに慣れてから「歌詞をみる(文法をチェックする)」

映画をみるのが好きなら、映画の主人公や好きな役者さんになりきるのもOK!
意識して会話を聞くことで、会話力・表現力・発音力とかなり上達しますよ!
(ネイティブかと思うくらいの会話力を持つ友達がこの方法で英語を勉強していました)。

大人は自分でアウトプットする時間・環境を意識して作りましょう!一人で鏡の前でやるのもよし。自分で自分のビデオを撮るのもよし。実践できる場所もポジティブに探しましょう。最近はカフェで友達作りから始めるようなボランティアの英語教室なんていうのもあるらしいです。図書館などの無料サークルもありますもんね。意識して探していればきっとそういう情報も手に入るはず!

スポンサーリンク



母国語はおざなりにしないこと

多言語を使えるというのは、確かに色んなチャンスがめぐってきます。ただ、日本語が母国語である以上、母国語はしっかり話せた方がいいと思うのが私の意見です。
日本語にもたくさんの複雑な表現がありますが、不思議と日本語の表現力が高い人ほど多言語の表現力が高い気がします(私の周りは)。英語の後付けは可能です。まずはしっかり日本語を習得することが大事かもしれませんね^^;

まとめ

ポイントは、「何度も同じものを聞き慣れて喋りなれること」。できるようになったら次々レベルを上げていけばいいですね。
私が小学生の頃、父が、聞き流すタイプの英会話のテープを寝る前に私たち兄弟に聞かせていた時期がありました。
今でも覚えているフレーズは、私が何回も聞いて実際に口に出すことのできたフレーズだけ。テープの中の女優さんそっくりそのまま口真似できます。元々小さい頃から海外への憧れが強かった私は意識的に聞いていた気がしますが、私以外の兄弟はそんなに海外への興味はなく、全くと言っていいほど覚えませんでした(笑)たぶん、聞いてたことすら覚えてないかもw 

このブログが今から「英会話」の方を学びたい!と思っている方の参考になればいいなーと思います。言語の習得に終わりはありませんが、少しでも出来るようになると辞められない中毒性もあります。ダメだーって諦めるのは早いですよ!
NHKラジオ講座、ネットの英語ニュース、ポッドキャストの英会話、映画に音楽、たーくさん英会話に役立つものが周りにあります^^ 是非モチベーション上げてやってみましょう!


yun