ハワイ、もしくはアメリカでバケーションレンタルやアパートを借りたいと思っているあなた。特に、安く、車もいらないような交通の便がいいお得物件をなんて考えているあなた!詐欺が横行しているので気をつけてくださいね。
詐欺は、お金がない・時間がない・夢見がちなあなたのちょっとしたスキを狙ってきます。
でも、どうやって詐欺って分かるの?そう思っている方へ。詐欺に引っかからないための見分け方をリストアップしていきたいと思います。 ※個人の経験を元に書いています。
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詐欺はどのサイトにも潜んでいる
詐欺のない総合物件サイトなんてないと思っていた方がいいかもしれません。色んな不動産や個人が出している賃貸物件の総合サイトには、ちらほらと偽情報が潜んでいます。
前回、Craigslist の詐欺について書いたことがありましたが、例えば、アパート○ントドットコムなど借りる人を探しているようなサイトは注意が必要です。
過去のcraigslist詐欺の記事
アメリカの情報掲示板Craigslistは最強だけど詐欺も多発!詐欺を見抜いた方法 - Life in Palekaiko
詐欺を見破る方法
to good to be trueはご用心
To good to be true: 夢のような話 にはご注意。こんなに綺麗で立地もいいのにこんなに安いの?!こんな夢のような場所に住めるなんて!破格じゃない?急がないと取られるかも!!!
詐欺師はそうやって借りる人達を舞い上がらせ、早く連絡を取ってくるように仕向けてきます。
あなたの見た賃貸の広告の写真とその賃貸は見合っているでしょうか? その家の周辺にある賃貸に比べて値段は平均的ですか? ものすごく他の場所よりも安かったりしませんか?
舞い上がっている場合ではありません。夢のような場所は本当に夢かもしれません。ちょっと落ち着いて深呼吸。詐欺かどうか確かめていきましょう。
アドレスを検索にかける
もしアドレスが掲載されていたら、それを検索してみましょう。違う不動産のサイトから同じアドレスが出てきませんか? 価格は同じですか? そもそも賃貸ではなく売り出し中ではありませんか?
写真を比較する
検索にかけた時に違うサイトから同じアドレスが出てきた場合、写真をじっくりと比べてください。全く同じ写真が違うサイトで使用されていませんか?同じ写真で違う価格なら詐欺を疑ってみましょう。
広告がリストされるのは1〜2日ほど
詐欺広告がリストアップされているのは短い期間の方が多いとのこと。24時間以内で広告が消されていたりします。夢のような家ですしすぐに取り下げるのを見ると広告を載せた瞬間の問い合わせもすごいのでしょう。誰かが引っかかった瞬間に証拠隠滅をしている可能性もありますね。
オーナーとのやり取りは電話かメール
詐欺広告のオーナーは実際にあなたと会ったりはしません。『急ぎの仕事が入ってしまって他州に引っ越して会えない』などと、色んな理由をつけて会おうとはしないでしょう。
そのくせ、『責任を持ってくれる家の管理をしてくれる人を早急に探しているんだ。だからすぐ見つかるように価格も低くした』などとそれらしいことを言ってきます。
考えてみてください。あなたは自分の家を会ったこともない見ず知らずの人に貸しますか?
電話で声を聞けば信頼できるかどうかなんて分かる? そうでしょうか? 自分に置き換えてしっかり考えてみましょう。
家の外見だけ見せる
家なんて、写真だけでは分からないもの。引っ越しを考えているのなら、家の中は絶対にチェックしておくべきです。もしも、『今家を見せられないから、外から見て確認してきたらいいよ』なんて言われた場合は要注意!
外観を見るために車で立ち寄ることなんて許可はいらないもの。大事なのは中身です!賃貸する場合は絶対に中を確認しましょう。中を見ることを拒んできたら詐欺かもしれません。
お金の振込請求&方法を指定してくる
その家の広告が詐欺の場合、家の中も見せてもらえてないのにお金の振込請求をしてきます。もうこの時点で完全NG!『お金を振り込んできたら、明日鍵を速達でそっちに送るから』と言われても・・・
お金を払ったらそれまで。あなたの元に鍵が届くことなんて一生ありません。
また、個人のチェックで送らないでくれ。銀行から送金してくれ。などと割と細かく振込方法を確認してくる時も詐欺を疑いましょう。
不動産に直接連絡する
もしも、検索にかけたアドレスが不動産屋のサイトから出てきた場合は、その不動産に問い合わせるのが一番です。状況を説明し、賃貸なのか売り出し中の家なのか、オーナーの名前などが合っているのかなど確認すれば詐欺かどうかなんて一目瞭然でしょう。親切な方なら、不動産の方から『それは詐欺なのでお金は送らないでください』とアドバイスしてくれるかもしれません。
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詐欺に合わないためにできること
上記にあげたリストの状況、さらっと読んでもおかしいと感じませんか? そう、心に余裕があればおかしいと感じるはずです。しかし、今すぐに家を探さなきゃと焦っている場合は、そんな落ち着いて物事を考えている余裕がなく引っかかりやすくなってしまいます。詐欺に引っかからないためにも、家探しはギリギリでしないこと。他と見比べておかしいと感じるだけの心の余裕が必要です。『自分はラッキーだ!』と最初から舞い上がるのは、家の中をしっかり確認し、オーナーもしくは仲介人としっかり会ってから。
まとめ
夢のような物件を見つけた場合、まず、アドレスを検索にかけ、違うサイトから同じ写真と違う価格が出てこないか確認すること。その時点で一方の広告が不動産のホームページなら、不動産に問い合わせするのが手っ取り早いでしょう。もしもオーナーとのやり取りが全て遠隔で会えない場合や、家の中を見せてもらえない場合、お金の振込を急かす場合などは要注意!その家を借りたいが為に、相手の言うことを自分のいいように解釈しないことです。
おまけ話
昔々、学生の頃に見た安い物件。お金のない留学生には魅力的な一軒家でしたが、同じ家の写真で価格が違うことを不思議に思った私たちは不動産に直接出向きどちらの情報が本物なのかを確認することで難を逃れました。それも10年前の話。それが今でも似たような手口で・・・しかも身近な人が引っかかりかけるなんて思いもしませんでした。今回はワイキキのど真ん中コンドを月$670で賃貸するよというありえないくらい美味しい話。最初はウンウンと話を聞いていましたが、明らかに全てが胡散臭い。それでも家を探している本人は舞い上がりすぎて、お金を先に振り込めと言われても二つ返事で振り込もうとしていました。(振り込む前に止め他ので振り込んでいません)
いつもあんなに慎重な人だから、きっと大丈夫だろうと思っていたけれど、人間余裕がないと引っかかってしまうんだなぁと今回のことで詐欺の怖さを再確認しました。
詐欺確認の際、不動産の方も個人情報は出せません。なので、電話した際、『Bob Smith(仮名)と言う方はその家のオーナーですか? 』とYes Noで答えられる質問をしました。それなら相手も安心して答えられますもんね。
今から家を借りたい!と思っている方の参考になれば嬉しいです^^
yun