フィリピン系アメリカ人の夫と国際結婚をした私。
先日、ハワイの彼の故郷で、フィリピン色の強い結婚式をあげました。大勢の人が集まった結婚式。
日本からの招待ゲストも、ハワイからのゲストもみんなが楽しめる式にしたい!プランナーを雇うわけでもなく準備してきた私たちの、結婚式のスタイル、準備やプログラムについてまとめてみました。
手配
結婚式をコーディネートしてくれるプランナーなんて私の住む島にはいません。結婚式の手配はすべて自分。私たちの結婚式は義理母が中心になりプランニングをしましたが、本当、やることだらけ。
下記のものは、外から雇った or 手配が必要だったものリスト。
費用は、覚えているものだけです。
小さい田舎町ですが、これらのほとんどが知り合い or そのつながりの中から手配。島の外から雇うとなると、それだけ交通費までが必要になります。島の中だけである程度は確保できたのが幸い。
知り合いにお願いするとだいぶディスカウントをしてもらえたので、費用が抑えられた方だと思っています。
費用
本来、フィリピーノスタイルならばお嫁さんの家族が式費用の1/3を出す形らしいのですが、私の家族は日本からここに来るまでにすでにお金もかかるということですべてを夫の家族と私たち夫婦で出す形になりました。ありがたやー。上記の手配にかかった費用以外にも、結婚式に必要な諸々の購入品などを計算すると、多分、総額150万円ほど。
最終的な金額は数えていませんが、中間のあたりで夫の両親のほうはすでに150万円近くかかっていました。私たちからは50万ほど。200万円以下でおさまってるんじゃないかなぁ〜。安いほうか。
式場
式場は、夫の家族の通うカトリック教会。
カトリック教会で結婚式をするには、”engagement encounter”という2泊3日の教会で開かれるリトリートに参加しなければなりません。『結婚前講座』とでもいいましょうか。結婚とはどういうものか、どういう問題を2人で共有していった方がいいのか、問題にぶつかった時の解決法など、講座にはencounterを受けた既婚者たちをゲストとして招き、彼らの例を聞きながらworksheetにそって、カップルでみっちり対話しながら進められていきます。
この講座を終え、神父さんに修了証をもらえたカップルのみがカトリック教会で結婚式をすることができるというもの。
式だけを挙げるにしても、なかなか簡単ではありません。
カトリック教会で結婚式をあげたいカップルは、その講座の開かれる日程を先にチェックしておく必要がありますね!
そもそも私はカトリック教徒ではないので、mix marriage(カトリック教徒とそうではないパートナーの結婚)として取り扱われます。
当日の式の内容に関しても、カトリック教徒同士が行うようなfull massか、それとも必要な部分だけを抜粋したhalf massかを選ぶことができるよ!と神父さんがおっしゃっていたので、カトリック教徒ではない私側の参列者のことも考慮し、halfでお願いしました。
それでも所要時間は1時間。fullだったらもっとだったのかな?(笑)
披露宴会場
披露宴会場は、市内にある公民館のようなcity hallをかりました。招いたゲストのうち、150人ほどはホールの中に収容することができ、それ以外は外会場としてテントを設置し、テーブルと椅子を準備。フードスタンドは外会場に設置。内会場のスペースをゲストのテーブル用に使うことができましたし、ブッフェスタイルだったので、フードスタンドに並ぶ人で場内がごった返すのを防げました。
花嫁・花婿、ブライズメイド、グルームズメンはステージの上に席を設け、ゲストを見渡せる形に。
日本だと、花嫁花婿の両サイドは両親となるはずですが、こちらでは両サイドにブライズメイドとグルームズメンが座ります。
余興はすべてそのステージの前のスペースで行われました。
料理
料理に関してはブッフェスタイル。事前にケータリングでどの料理が欲しいかをオーダーします。ケータリング x ドネーション(差し入れ)で構成されたフードスタンド。
メインの料理はケータリングで300名分のゲスト分をオーダー。
そして、フィリピーノ文化である豚の丸焼きはおばあちゃんからの差し入れ。その他にも、数々の知り合いからデザートや、フルーツスタンドの差し入れがありました(みんな300人分とか作ってくるんです)。
フィリピーノ文化。みんなでこうやってイベントごとは協力し合うようです。昔はケータリングではなく、料理も花嫁花婿の家族が作ってたそうな・・・ 気が遠くなる
プログラム・余興
プログラムの構成プログラムの詳細に関しては、またあとで記事にする予定です
通訳
MCは英語のみ。日本のゲストのために通訳をつけようかどうか迷いましたが、なしで行くことに。ゲームをしたりするわけではなかったので、特別必要ないかなぁ〜ということで。もし、プログラムに通訳の必要なものがある場合は通訳を付けた方がいいかと思います。それか、日本語 x 英語のバイリンガルMCを雇うという方法もありますね^^
お祝儀
私たちの結婚式は、ギフトレジストリー(欲しいギフトのリストを準備してその中からゲストに購入してもらう仕組み)ではなく、お祝儀制。この島の人たちは"Envelope(封筒)"と呼びますが、封筒に自分の入れたい金額を入れて、披露宴会場の受付に準備されたボックスに入れ、ゲストノートに名前を書くというもの。
日本のように”奇数の方が縁起がいい”というものではないため、金額は最低$20〜とバラバラ。現金ではなく、チェックを入れている方も多く見られました。
正直もうモノはいらない!と思っていたのでお祝儀で助かりました^^;
日本のゲストからは、日本円で頂きました(笑)
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まとめ
いかがでしたか? 自分たちで結婚式をプランされる方は、早めに準備に入ることをお勧めします。
特に、MCやDJなどの手配に関しては早めに動くこと。
ハワイは小さい島。友人をたどれば、割とMCやDJは知り合いがやってるよーという方も多いはず。しっかり頼れる人を選びましょう^^
ドタキャン・・・されますからね結構。 ←これ本当
結婚式の準備やプログラムの良かった点・反省点などについては別記事にする予定です。
準備は本当大変で、式前後の役2週間は寝不足との戦い。ストレスもマックスでしたが、やっぱりやって良かったと心から思います。
今思い出しても・・・・・・・・・・忙しすぎて記憶が断片的だけど楽しかった(笑)
しばらく結婚式の記事も多くなるかと思いますがお付き合い下さい♡
yun