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ハワイ全土に北朝鮮のミサイル発射警報の誤報と避難所ってどこ?について

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1月13日(土)8時頃にiphoneの警報が鳴りました。

BALLISTIC MISSILE THREAT INBOUND TO HAWAII. SEEK IMMEDIATE SHELTER. THIS IS NOT A DRILL.

北朝鮮からのハワイに向けてのミサイルが発射されました。最寄りのシェルターを探してください。これは演習ではありません。


週末の朝8時に突然受け取るアラームにしてはひどすぎる誤報

ハワイが一瞬にしてパニックに陥った朝でした。



一瞬にしてパニックに陥ったハワイ

この時間帯、携帯のアラートの次に旦那からの心配メール(後でしか気付かなかったけど)、SNSにはこのアラートが本物かどうかスクショを公表して確認するもの、部屋に隠れる友人家族、などなどパニックに陥った方がたくさんいたようです。

旦那の働くホテルでは、ホテルに警報の真意を確認しにくる人や、部屋から飛び出して帰る準備をしようとするゲスト、子供を抱きしめて宥める親でてんやわんや。
まさにカオスな状況だったのだそう。

しかし、鳴ったのは携帯の警報のみ、公共施設からのアナウンスなどは一切なし。それはおかしくないか?と思える心の余裕が誰にもなかったよう。

警報が誤報であることが携帯に通知されたのはそれから40分後でした。


この誤報は人為的ミス

後ほど公式に発表されたのは、『従業員のボタンの押し間違えによる警報の誤送信』だということ。

そんなに簡単に間違って押しちゃうほどのボタンだということの方が驚きです。完全に見直す必要がありますね。
北朝鮮の脅威が現実的すぎて、全然シャレにならない誤報です。

そして、その誤報を知らせるのに40分かかるというのは遅すぎます。ハワイ居住者は40分間も恐怖に陥ったわけです。

この誤報で思ったこと

実は、携帯の警報にまったく気付かなかった私はいつもの平和な土曜の朝を過ごしていました。

偶然にも同居の義理両親もでかけていたため、私は家で一人。旦那からの『大丈夫か?パニックになっていないか?』のメールに、『パニックになるようなことあった?』と返すほど至って普通の返信に旦那は安心したようです。

しかしながら、もしもこの情報をオンタイムで見ていたら・・・私は一人でどうしたらよかったのだろう?

地震津波の自然災害よりもどうしていいのか分からないミサイルの発射警報。


しかも・・・シェルターってどこ?!

ちなみに、津波だったりすると、地震の後に来るとか、危険区域などが分かりますが、ミサイルの落ちる場所なんて正直分からない。

どこに逃げればいい!なんてどうやって分かるの?!


後日、義理母に確認したところ、私の住む地域では、災害のシェルターとしてホテルやパブリックジムの地下などが避難場所として提供されることになっているようです。ハワイの島によっても違うかと思いますが、ハワイ在住者は最寄りの避難場所を確認しておく必要がありますね。

まとめ

誤報の日に書いていた記事ですが、あの後もんもんと考えてしまってなんとなく今まで出せずにいました。

あの日、もし私が警報を信じて、手当たり次第に兄弟家族に電話をかけていたら・・・ハワイだけじゃなく日本の家族まで心配させてたでしょう。個人的には、おばあちゃんに変な心労をかけずにすんでよかった。寿命が縮んじゃう。全然笑えないしこんなの。

大きな自然災害も毎年至る所で起きていますが、それ以外の脅威までもを心配しなきゃいけないなんて。

しかしながら、誤報を簡単に信用してしまうくらい情勢が安定していない今、こういうこともやっぱりありえるのかもしれない。その時にどうしたらいいのかの確認を家族と取ることができたのはよかったなと思います。(ないでほしいけれど。)


災害時にどうするのかを家族で話し合ったことがない方は、ぜひこの機会に確認しておくこといいでしょう。



yun