フィアンセビザ(婚約者ビザ)でハワイに入国し、ハワイ移住を完了したyunです。
こんなこと公開すると怒られるかもしれません。(日本琴奏者に)
でも、こうするしかなかった私の楽器、日本琴(筝)の海外への輸送方法を公開します。
琴と移住する羽目になった背景
完全に配送会社にお任せしてハワイまで日本琴(筝)を送る予定でしたが、配送料が4万円と見積もっていたものが10万円ほどかかると最終的に発覚。渡米1週間前。いや、そんなの無理だし。もう一か八かだ!と思い、自分で持っていくことにしました。
確認事項
自分で楽器を持って海外移住・輸送する場合、確認するべき事項です。困ったこと
ずばり、ハードケースが手に入らないということ。楽器屋さんにも問い合わせましたが琴が入っていたようなダンボールは手に入らず、ハードケースは注文しないとないと言われ、移住1週間前にやることじゃないと本気で焦りました。
ネットでオーダーするも、届くかどうかわからない状況。これは、工夫するしかない・・・と頭をひねって考え出した方法。
ラッピング
とりあえず、壊れては元も子もありません。クッション性のあるもので楽器をラッピングすることからスタート。2m20cmほどあるプチプチのクッションラップで包装しました。
特に、龍角の部分は用心してプチプチで2重ラップした後にタオルを巻くという2重クッション。下の部分も同じように包装。
箱(ケース)
もう、公開するのが本当は恥ずかしい。けれど、公開します。2リットルペットボトルが6つ入っているダンボールを4つ準備。
すべてのダンボールの上と下を開放し、蓋となる部分は2重になるよう組み合わせ(強度が増す)ながら繋げていきます。
そうすると、だいたい琴が入るようなサイズの箱が出来上がるのです。
その中に琴を入れると、そんなに隙間ができません。楽器が箱の中であまり動かないようにできるだけクッションになるようにサイドとトップにも再度タオルを詰めました(笑)
もう、見た目が惨めなのは気にしないでください(笑)
その後、ダンボール同士は隙間がないようにガムテープでくっつけたり、ぐるぐる巻きにしたりとにかくバラバラにならないようにしました。
最終的に、ダンボールが隠れるように大きな方眼用紙でラッピング、このような状態になりましたw
大きなプレゼントですねw
ラッピングの注意点
かならず、どこが下なのか、上なのか、表か裏かを記入すること。そして、
と書いておきましょう。私はしつこいぐらいに全面に書きましたw
空港でのチェックイン
カウンターで伝えたことは、琴をチェックインすること、電話でチェックイン可能であることを確認してあるということを伝えます。
壊れやすいので、できれば他の荷物と共に荷物を流すベルトコンベアには乗せないでくれと頼みました。
どの航空会社も快く引き受けてくれて本当に助かりました。
空港での受け取り
さて、どのように渡されるのかなぁとドキドキしていました。まず成田空港、
一般のチェックインした荷物の受け取り場所に行くと、スタッフが琴と共に待っていました。そこで引き渡し完了。
そして、ホノルル空港、
一般の荷物が流れてくる場所のスタッフに、”楽器を預けてあるんだけど、どこに受け取りにいけばいいのかな?”と聞くと、同じ部屋内のドアの倉庫に保管されていました。サーフボードなんかもそこにあったので、基本壊れやすいものは別に保管されているんだと知って安心しました。外国ってどうなんだろうとちょっと疑ってかかっていましたが、しっかり管理してくれてました。
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まとめ
そんなこんなで、航空会社は注意事項として”絶対壊れないという保証はできません”と伝えてくるものの、ちゃんと管理・保管してくれているのだということがわかりました。お世話になったANAさんとHawaiian airline(ハワイアン航空)さんには本当に感謝!
日本琴は無傷でハワイの自宅に到着しました! 一番荒かったのは私・・・受け取って次の預け入れに持っていく際、カートにうまくのっけておらず、スライドして落としました・・・。私が一番信用ならん・・・´д` ;
yun