留学生時代、モルモットを飼っていました。
日本に住んでいた頃から動物が周りにいたせいか、飼うことに抵抗がなかったことと、ペットなんだから、留学生活が終わったら一緒に帰国できるというなんとものんきな考えだったのです。
まさか、検疫所や飛行機会社にNOと言われるとは思いもしませんでした。
海外でペットを飼育するなら
まずは、自分がどれくらいその国に滞在できるのかを考えましょう。輸出する国の検疫と輸入する側の国の検疫のルールをチェックしよう
動物の運搬によって心配されるのは”感染症の持ち込み”です。そのために、家族同様移住をしたいと思うのは当たり前。ただし、国によっては指定されていない動物以外の入国や出国を禁止しています。
ただし、検疫を受けられるだけの条件や申告書があれば許される動物もいますので、検疫所などにあらかじめ連絡を取って確認しましょう。
私の場合、ちょうど法律が変わったかの時期で、ペットショップで購入したものであってもげっ歯類の動物は日本への持ち込みはほぼ不可能だと言われました。
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航空会社が許可をしてくれる動物か
ここでもひっかかりました。ハワイの隣島を行き来する航空会社はあの時たったの2社。そのどちらもがモルモットなどのげっ歯類を移動禁止動物として取り扱っていました。
当時の私はショックを通り越して頭真っ白。
申請書や獣医での診断などの費用がかかることは覚悟していましたが、「持ち出しが禁止される」とは思わなかったのです。
大手の航空会社では、げっ歯類の運搬が可能なところもありますが、まずは隣島にいかなければその飛行機にも乗れない現実がつきつけられました。
まとめ
私の場合は本当に幸いにも、会社の上司家族が快くモルモットの里親になってくれました。広い庭でお散歩させてもらったり、栽培されているオーガニック野菜をたっぷり与えてもらったりと、私の帰国後はグレードアップな生活を楽しんでいる様子でした。そして、ついこの間、老衰により7年の生涯を終えました。
幸いにも里親が見つかった私のモルモットですが、本当に申しわけないことをしたなと思います。2度とこんな過ちはおかしたくありません。
海外で動物を飼育する際は日本で飼育すること以上にチェックしなければならないことがあるということをこのブログでお伝えできたらなと思います。
参考になります。
日本の動物検疫所のウェブサイト:
その他の動物の輸入:動物検疫所
yun