英語で履歴書のことをResume(レジメ)といいます。先週、良さげなポジションを見つけたため、昔作成したレジメをちょこちょこ直していました。アメリカの履歴書って日本の履歴書より自由。資格だけでなく、自分の経験をもっと伝えられる気がします。
工夫次第ですが、人間性を見てくれそうな履歴書を書けるでしょう。
今回仕事をするにあたって、大学卒業後に勤めていた先の上司の方のヘルプによって作成した履歴書を手直ししました。私個人のもので恐縮ですが、書いた内容や、書き方をお伝えします。
※今回、履歴書についての記述のみです。履歴書につけるカバーレターの説明は省略させていただきます。
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アメリカの履歴書
アメリカの履歴書って、自分でワードで作れちゃいます。日本のように100均一とかでフォームが売られていないので、ある意味自由。
自分の仕事先に合わせて履歴書のどの部分を強調するか?!など、構成も変わってきます。
私の履歴書の構成
の順番で構成されています。
そして、その下に記入するすべての仕事先の名前を用紙の左寄せ、働いた年を右寄せに記入しています。
Education 学歴
学歴に関しては、高校卒業後の卒業した大学のことのみが記載されています。日本のように、中学や高校までは書いていません。
Employment Highlights 職歴
職歴は、最新のものから書きました。実は、過去の職歴は古い方から書いていたのですが、義理母に、『私たちは人を雇うときに最新のものから見るのよ。読む人も長いと最後の方疲れて読みたくなくなるからね』と言われ、全て順番を変えました(笑)
やっぱり仕事で人を雇う立場にいた人の目線は違います。
Volunteer Experience ボランティア経験
ボランティア経験って、やっていても覚えてなかったりするんですよね〜。学生のときに履歴書を作成した際、かなり思い出しながら書き出すのが面倒だったので、一度作ってからは、ボランティア経験がある度に書き足すようにしていました。大学生の皆さんも、今からアメリカで働こうと考えている人も、ボランティア経験がある場合はどこかに記録しておくといいですよ^^
- Selected Skills and Abilities 資格など
私は研究所で働いていた経験があるので、その時に使用していた機材のことも書いています。”光化学顕微鏡”とか、その他にも今更聞かれても英語で答えられるかな?!っていう機材まで。。。消そうかな…とちょっと思いましたw
Activities アクティビティ
自分がしてきた・しているアクティビティなどを書きました。それこそ、私の場合は、campとかbody boarding、koto(Japanese instrument)など。習い事しているならそれを書くといいでしょう。マラソンに出場したのならそういうのもアクティビティに入ります。
References 照会先
過去から現在までの各仕事先の上司(or 雇い主)の名前、仕事先の住所、電話番号、emailなどを書いています。履歴書を提出した会社が、過去の仕事先に連絡してもいいことを想定しておきましょう。
自分が働いてきたところを見てくれている方だとなおいいですね。
ページ数
私は、他の学歴や職業等で2ページ、Referenceだけで1ページを使用しました。これは、経歴がどのくらいあるかによると思いますし、何をハイライトに持ってくるかにもよるのではないでしょうか。
アクティビティなんて書かないよ!という方もいるでしょうし。
構成も、ページ数も個人によって変わってきます。
今は、レジメを代わりに作りますよ〜という商売もあるくらいです。そういうところにお願いすると、プロの目線ですごくドラマチックに自分を紹介する履歴書を作成してくれることもあると聞いています。何ページになるんでしょうねw
書式
ワードを使用して作成しました。用紙の一番上は、自分の名前
名前のすぐ下は住所・email・電話番号
見出し(Education、Employment Highlightなど)
Educationなどの仕事内容説明(箇条書き)
といった感じ。
とりあえず、読みやすいことを意識して書きました。
文字のパターンもTimes New RomanとDroid Sansはそこまで違わない(私にしてみれば)気がします。
あまり書式が違うものを混ぜるのは雑な感じになってしまうと思いますが、このくらいならセーフ。。。かなw
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まとめ
日本の履歴書だと、漢検や英検など、ちゃんと何かしらの団体が保証してくれるような資格がないとなかなか履歴書に書くことがなくなってしまうのですが、アメリカはアクティビティだったり、資格がなくとも使ってきた機材などを書いてもよかったりして、自分がしてきた経験を自身を持って書ける部分があっていいなぁと感じます。その人のプライベートまで見えますもんね。ボランティア項目もかなり注目されますし。
久しぶりに履歴書に自分の情報を書き足したら書くことがまるまる1ページ増えました。それだけ年を重ねたんですね(笑)
アメリカで職探しを始めようという方は、ぜひ履歴書を作成する際は色んなサンプルをご参考ください。
自分が自身持って書けるような内容やパターンを選ぶのも自分を表現する上で大事だと思います^^
『Resume Sample』とタイプすると、様々なオンラインサンプルが手に入りますよ!
yun