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日本人は欧米人より糖尿病リスク高!アメリカ移住で金を無駄にしたくないなら健康であれ

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国際結婚してハワイ在住のyunです。
あまりにも周りに糖尿病患者が多くてビビっています。糖尿病、よく聞く言葉ですし、私の親族にも糖尿病を持っている人がいるため、『注意しなさい』と言われていましたが、今まであまり気にせずに来ました。
しかし、ハワイに来て、あまりにも糖尿病だのインスリンだのの話が多いので、”これって、ここで生活する以上気をつけた方がいいのじゃないか”と感じているところです。

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糖尿病に関する英単語

糖尿病は英語でDiabetes(ダイアビィティ)といいます。
  • 糖尿病 Diabetes

  • 血糖 Blood Glucose

  • 血糖値 Blood Glucose Level

  • インスリン Insulin

  • インスリン注射 Insulin Injection
  • インスリンと糖尿病の原因

    インスリンとはホルモンの一種です。炭水化物や当分に含まれるブドウ糖は、血液中の中では”血糖”とよばれていますが、血糖は体の中で一定量を保ていることが健康な体には望ましいこと。
    食後に血糖値が上昇すると、インスリンの出番。インスリンが速やかに臓器に行き届いた血糖をエネルギーにしたり、蓄えたり、たんぱく質に合成、細棒の増殖などを促すお手伝い、血糖を正常に保つための処理作業をしている感じ。

    しかし、インスリンが分泌されなかったり、分泌されているのに上手く処理作業ができなくなったりすると、血液中のブドウ糖が処理されずに残ったまんま・・・高血糖となります。この状態が糖尿病。

    アメリカの糖尿病率

    American Diabetes Association(アメリカ糖尿病協会とでも言うのかな)によれば、
    2015年の調査の結果、アメリカの人口のうち、糖尿病患者の総数は30万人以上にのぼります。これは、人口の9.4%にあたるそう。
    そして毎年150万人もの人が新しく糖尿病だと診断されるそうです。

    さらに恐ろしいのは、アメリカ人の18歳以上人口の中で、84.1millionつまり8410万人以上の人がPrediabetes(糖尿病予備軍)という結果も。
    アメリカの死亡原因の7番目に糖尿病がきます。

    高い・・・高すぎる。身の回りに糖尿病の方が多いのがうなずけました。

    アメリカ人の人種ごとの糖尿病発症率

    America Diabetes Associationにはこんな興味深い結果も↓。移民の国アメリカならではな調査・研究ですね。

    それぞれの人種バックグラウンド別に糖尿病の診断率
    7.4% 非ヒスパニック系白人 (non-Hispanic whites)
    8.0% アジア系アメリカ人 (Asian Americans)
    12.1% ヒスパニック(Hispanics)
    12.7% 非ヒスパニック系黒人 (non-Hispanic blacks)
    15.1% アメリカンインディアン/ アラスカ原住民 (American Indians/Alaskan Natives)

    アジア系アメリカ人を細かく分けた場合
    4.3% 中国系
    8.9% フィリピン系
    11.2%  インド人
    8.5% その他のアジア系アメリカ人

    欧米人よりも糖尿病になりやすい日本人

    欧米人と日本人では遺伝的体質が違います。
    インスリン分泌が高く、大量の糖を速やかに貯蔵できる欧米人の遺伝体質と違い、日本人はインスリン分泌能がその半分
    そのため、日本人は、欧米人と比べると肥満体型でなくても糖尿病になる可能性が高いそうです。

    日本人に多い2型糖尿病タイプ

    糖尿病にはタイプがあり、
  • 1型糖尿病:自己免疫疾患などが原因で発症し、インスリン産生が欠如するのでインスリン注射が継続的に必要

  • 2型糖尿病:乱れた食生活や遺伝的要因などが原因で発症。初期であれば生活習慣の改善で軽快することもある。
  • 日本人の約90%近くが2型糖尿病のタイプなのだそう。悪化するとインスリン注射が必要ですが、過食をさけ、日頃運動するなどの生活習慣を整えることが改善に繋がるようです。

    アメリカに移住したら生活習慣に気を配ることを忘れずに

    アメリカのファストフード、レストラン、映画館、どこへ行ってもドリンクのサイズは日本の2倍以上。
    小さい子供用の砂遊びバケツ分くらいのジュースやソーダが平気ででてきます。そんなものを『飲みなれたー!アメリカサイズが飲めるようになったー!』と喜んでいると、いつの間にか糖尿病になっていてもおかしくないかもしれません。

    私の嫁ぎ先の家族も、身の回りの人も、糖尿病を患っている人たちはほぼ水を飲まずにソーダやジュースを水替わりに飲んでいたという方が多いんです。

    炭水化物やお菓子の量だって日本に比べるとサイズが違う…。日本人がアメリカに引っ越したからといって欧米人のようにインスリンが増え処理能力が高まるわけではありません。
    食生活を見直したり、食べるなら運動するなどのスタイルをキープする方法を考えておく方が、ずっと健康に暮らせる技ではないでしょうか。(アメリカの保険料もバカにならないですし、病院代だって痛い出費です)

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    ※炭水化物についてはちょっと疑問が残ったのですが、国際結婚するなら読んでいて面白いかも。
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    まとめ

    ”欧米人と日本人はインスリンの分泌能・処理能力が違う”と書きましたが、アジア人はどうなのでしょう。
    ハワイは移民の州。私の旦那はフィリピン系。絶対こっち寄りなはず(調査結果でも糖尿病率高いですもんね)。昔、義理父(彼もフィリピン系)は毎日6缶ソーダを飲むような生活をしていて水替わりだったそうです。間食もよくしますし、そんなんで糖尿病にならない方がおかしい。検査で糖尿病と診断された時、医者に『あんたなんでまだ生きてるの?』と言われるくらいの数値だったようで、現在はかなり減らしています。この食生活なら仮に義理父が欧米系だったとしても糖尿病になっているかもしれないのですが、遺伝的な要因などを考えると旦那だって絶対に危ない。
    これからの食生活は注意していきたいところです。ちなみに私の日本の直近家族にも糖尿病がいるので私も遺伝的要因は持っています。気をつけよ・・・

    糖尿病と食生活について調べていたら、面白い研究結果を見つけたので、次回は、2型糖尿病になることを抑えてくれるかもしれない食品について書きます。



    yun