Life in Palekaiko 

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義理両親と同居は不安だらけ? メリットデメリット

こんにちは。国際結婚のため、フィアンセビザで入国し、入籍、現段階ではグリーンカードの申請をしているところです。

移住から最低1年は旦那の両親と同居をすることを決めたyun。一緒に住み始めてもうすぐ3ヶ月の今、外国人旦那家族との同居について書こうと思います。

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同居への意見はネガティブ90%

”住んでいる地域に住居が足りない(もしくは恐ろしく高額で取引されている家しかない)”という稀な理由でアメリカ・ハワイ移住から1年は体制を整えるべく旦那の両親と同居することを決めた私たち夫婦。

”えーーーー同居かわいそう”
”お金は節約できるよねー”
”同居やめたほうがいいよーストレス溜まるだけだよ!”
”すぐ日本帰ってくることになるんじゃない?”

移住前、色々言われました。義理両親との同居を伝えると、面白いくらい90%ネガティブなコメントが帰ってきます。(もしかしたら98%)

新婚の夫婦が親と同居することに関して、”好き勝手できない” ”イチャイチャできない” ”喧嘩するのも気を使う” ”ご飯を大量に作らなきゃいけない” ”嫁姑問題” とネガティブな意見の裏にはそういう理由があるようです。

新婚夫婦が同居することに関しての個人的意見

私にとっての同居のメリットは3つ
  • 旦那と早く一緒に住める

  • お金のことでケンカしなくてすむ

  • 貯金できる
  • 細かいことを除けばこの3つを優先的に考えた結果の同居。

    私がすぐに働ければいいのですが、アメリカに入国後、許可が下りるまで働けないのであれば旦那の収入がライフライン。。(ハワイは生活費がアメリカ一高いことで有名)

    高くても家賃を払って2人生活をすることもできるかもしれない。ですが、新婚生活でやっと一緒に生活できるというのに、ビザやら生活費やらのお金のことでケンカしたり不安になったりするのは避けたい!新婚時期なんだしHAPPYに過ごしたい!!!!!

    ”ビザ申請に何十万円もぶっ飛ぶ状況”

    旦那さんの職場の保険・補償もしっかりしているのだから、2人で住みたいがために職を変えてまで違う土地に住む理由は今の所ありません。

    新しい生活をする上で必要なことを考え、同居すること と お金と衣食住が安定していること を比べた時に、”義理親と同居することへの不安は優先順位のトップに入ってくることはありませんでした。”

    同居をするにあたって、優先順位・メリットを考えることは大事。自分は何が欲しいのか考えてみましょう。

    郷に入れば郷に従え

    私はいわば、異国から突然平和な生活に割り込んできたエイリアン(笑)

    とりあえず
    ”旦那の実家の習慣・毎日のサイクルを知ってなるべくサイクルを壊さないこと”
    が同居生活には大事かなと考えています。
    (私が入っている時点ですでにサイクルずれるんですけどね 笑)

    自分の生活を乱されて嬉しい人はいません。特に、年齢を重ねるだけ柔軟性をだんだん失う傾向にあるのが人間。義理親に余計なストレスを与えるのは本意ではありません。
    ”自分の生活を守りたいなら相手の生活も壊さない”。これにつきます。

    そんなわけで、生活の共有スペースに関しては特に気を配ります。特に

  • 掃除の方法・頻度

  • キッチンの使い方

  • 洗濯

  • リビングの使い方

  • 冷蔵庫の使い方

  • 掃除の方法・頻度

    掃除の方法や頻度は聞いておきました。毎日なのか、週に数回なのか、一緒に住むなら知っておいて損はない。

    旦那の家庭では、毎日誰かが箒で家中の床を履きます。現在、ビザ申請中で働けずに毎日家にいる私は必然的にこの掃除役を務めています。旦那と義理父が出勤後、義理母が寝ている間にお掃除開始。
    朝が強い私は大抵義理母よりも先に起きていることや、箒なので掃除機の音もしないことを理由に、朝も早くからさっさと床を履いています。

    しかし、毎日ではありません(笑)最近は、朝寝したい時、朝早く出かける日は、義理母がさっさと掃除をしています。

    →とにかく誰かが毎日床を履けばいい 
      
    そんな雰囲気を感じ取った私は、前よりもちょっとだけ手抜きできるようになりました。

    キッチンの使い方

    キッチンは清潔で片付いているタイプの旦那の実家。シンクに食器が積み重なって放置されていることはほぼありません。
    そのため、私も使ったものはさっさと洗ってしまう方法に切り替え、仮に洗われずある食器はまとめて洗ってしまいます。
    食器の洗い方は兎も角、置き方と置き場所はチェック。大きな鍋やザルは食器と分けて乾したりするこちらの家庭。私は全部一箇所に積み重ねるタイプだったのですが、ここは真似ています。

    冷蔵庫に関しては、同じ食事をとるため、使い方に困ったことはあまりありませんが、食べ残しなどを放置しすぎないように気をつけてるくらい。食材も、お互いがバラバラに買い物をしたりするので、買い物に行く前に何が足りないか冷蔵庫の中をチェックし、買い足す感じ。

    この辺は食費を押さえられるので助かっています。

    洗濯

    洗濯に関しては完全個別。私は自分と旦那の物しか洗いませんし、それでOK。たまに乾し忘れた洗濯物が洗濯機の中にあるときだけ家族のものも乾します。やっぱり嫁に下着を干されるのは気持ちいいものではないのかも。なんでもやればいいってもんでもないですね。

    リビングの使い方

    もっぱら義理母がリビングでテレビを見ています。家族で夕飯を食べた後の時間は義理父がリビングでテレビを見ています。
    義理両親のリラックススペースはリビング! ということで、そこのスペースはあまり犯さないようにしています。
    私がリビングに参戦するのは、義理母とランチを食べる時と夕食の時間が主。あまりテレビを見るタイプではないので、リビングでのんびりすることは1日の中で数回あるかないかですが、義理母とランチ中に恋愛ドラマを観ながらこの人はこーいうタイプだね。こいつ最悪!あーーこれスウィートだねぇ〜 とワイワイコメントしながら観るのは楽しいではあります(笑)彼女はランチのときはしゃべる相手が欲しいタイプのようです。

    食事

    yunは旦那の弁当以外の食事を毎日作りません!

    なぜか? ”旦那の家族の口に合わないから(笑)” 和食中心で育った我が家の味と、フィリピン x アメリカ系食事で育った旦那の家族は作るものが根本的に違います。

    ”食べ慣れないものを毎食出されるストレスは大きい”もの。

    なので、義理母も積極的に夕飯を作ろうとするし、その隙間を狙って”今日は私が夕飯作る!”と申告する生活です。結果、週7日間あれば3〜4日は義理母、その他私、時々義理父というターンになっています。

    ”今日は何作ろうかしら・・・うーん”と義理母が渋っていれば、”じゃあ私が作る!”となりますし、義理母が”今日はこれ、明日はあれ作るから!”と言えば、私はそれを否定することはありません。

    今のところはこんな感じでやってます。出て来るご飯はおいしいのですが、やっぱり和食中心の生活が恋しい私。それを身を以て感じるからこそ毎日作ろうとは思いません。義理母の味を私が再現できればいいんでしょうがまだ無理w

    嫁はいろんな意味で他人

    嫁・義理娘というタイトルを手に入れたから簡単に壁をとっぱらった家族になれるものではありません。
    違う環境で育ってきた私と旦那の家族ですから、違いに戸惑う日だってたくさんあります。3ヶ月一緒に生活してきて、割りと色んなものを任されるようになりましたが、いくら家族とはいっても、やはり義理母がちょっとワガママだなーと思うようなことを旦那や義理父に要求を私にすることはありませんし、義理父も私に気を使ってくれてるのも分かります。

    結局、家族とはいってもお互いに気を使っているし、だからこそ上手くやれているのかもしれません。

    そして何よりも、義理母は神経質であることも私がなるべく”郷に入れば郷に従う”精神で物事を観察しながら生活している理由。
    彼女は、優しいですし、私に何かを押し付けることは特にないのですが、”物事が自分の思った通りに進まないとストレスを感じている”ことが目に見えてわかるタイプでもあります(笑)なので、食器の置き方や掃除の仕方もあまりに違う方法でやると、それを見るだけでストレスになるんじゃないかなぁと感じています。

    Happy wife = Happy Life

    この家では、義理母がハッピーでいることが平和に生活できる秘訣だ ということは否めません。

    同居のメリットデメリット

    メリットはなんといっても
  • 節約できること

  • アメリカ生活で必要なこと(保険や補償の社会制度)を教えてくれること

  • 食事を作る手間が省ける

  • なんでも揃っている

  • ことでしょう。家賃を払う必要も光熱費を払う必要も今はありません。アメリカの社会制度や保険に関してもまだまだ無知な私に色々教えてくれますし、家にはなんでもあるので家具を買い揃える必要もありません。食事も作りたくない日があってもおいしいものが食べられる幸せ。

    デメリット

  • 自分の好きなインテリアが置けない

  • 開けっぴろげに喧嘩はできない

  • 100%気を使う

  • 夜は静かに(笑)
  • こんなところでしょうか。
    しかしながら、ハグもキスも普通にしていますし、夜以外はそこまで気を使うこともありません(日本だとありえないかもしれませんね)。
    喧嘩するときは、感情任せに怒鳴れないせいで、逆に冷静になって喧嘩することになり、結果的に理不尽な喧嘩は減りました(笑)そう考えれば開けっぴろげに喧嘩できないのはメリットなのかもしれません。

    でも・・・・早く好きなものを家中に飾りたい!という衝動はよくおこります。

    同居をするなら目的と目標は明確に

    もし同居を考えているのなら、目的と将来の目標は明確にしておくこと。

    私たちの同居の理由と目標は、”同居は1年のみ” ”1年で家探し、職探しをすること” ”ハネムーン資金を貯めること” ”新生活に必要なものを買うための貯金” 。
    目標がしっかりあれば、ちょっと辛くても、疲れていても、”将来のために頑張ろう!” と思えます。

    目的もなにもなければちょっと嫌なことがあったらすぐ心が折れるはず(笑)

    外国人家族でも日本人家族でも同じかもしれませんが、自分と違うということにフォーカスしすぎると、同居生活は普通に破城します。

    私は違うものは違うことを前提に同居生活を考えています。身体に悪影響を与えたりするものでなければ、沿えるものは沿っていくし、踏み込んで異論を唱えることはしません。だって、”私の家じゃないし(笑)”

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    まとめ

    いい嫁全開なわけでもなく、食べたくないときは食べないと伝えますし、YES NOは割とちゃんと答えるようにしています。義理母が掃除していても、私が介入しなくても良さそうであれば普通に昼寝してますしパソコンもいじっています。”何かヘルプ必要なら教えてー”とは声かけしますが、必要以上に介入はしません。

    同居はネガティブな意見をもらいすぎていたせいか、実際にしてみると”構えすぎてたなぁー”と思うことも多く、そんなに苦労を感じていません。 しかし、なんもしていなくてもぐだぁああああっと異様に疲れる日もあるので、気を使っていないように感じていても、100%気が張ってはいるのかもしれません。

    しかし、相当な性格の不一致などがなければ、同居も悪いものではありません。もし数年orずっと同居したら、1年に数回旅行に行けるような生活も夢ではなくなるかも・・・そんな考えも頭をよぎります。そう考えられるほど、最初の頃より同居に関してはだいぶ楽観的になってきました。でも、やっぱり2人だけの生活も憧れる・・・


    きっと、相手の両親も早く2人になりたい・・・なんて同じこと思っているかもしれませんね^^;



    yun