(2019年更新)
G-325Aとは、"Biographic Information" と呼ばれ、本人(親も含め)の個人情報や結婚する相手、そして5年以内の居住地や職歴などを記入し、I-129FやI485のフォームに添付する書類です。 2018年以降、最新のI-129Fグリーンカードの添付書類に関して、G325Aの提出義務は排除されましたが、弁護士などを雇うと念のために提出と求められることもあります。
USCISサイト
G-325A, Biographic Information (for Deferred Action) | USCIS
※ 使用する場合は必ず最新のエディションかどうかの確認をしてご使用ください。
下記のコンテンツでは、G-325Aの記入方法の詳細を紹介しています。必要な方への参考になれば幸いです。
1列目 2列目
G325Aが必要なあなた(本人)の情報を記入します。日本人の場合はミドルネームがない方がほとんどなので空白になります。
- Family Name あなたの苗字
- First Name あなたの名前
- Middle Name ミドルネーム(あれば記入、なければ空白)
- Male / Female 自分の性別にチェックする
- Date of Birth (mm/dd/yyyy) 生年月日 (月/日/年)
- Citizenship / Nationality 自分の国籍
- File Number A-Fileはアメリカ国籍でなければ持っていないようです。持っている場合は記入 (ちなみに私は持ってないので"NONE"と記入)
- All Other Names Used (include names by previous marriages) 他に使用している名前があれば記入(過去に結婚歴があり苗字が違った場合は書く)
- City and Country of Birth 出生地(市町村と国)
- U.S Social Security No. ソーシャルセキュリティナンバー はアメリカ国民や、許可を得てアメリカ国内で働いている外国籍の人は持っていたりします。留学中に学校の許可のもと働いている場合は持っているはずです。
Social Security Number (SSN)に関しては、アメリカ国籍を持つ方は必ず持っている個人の番号です。
アメリカで就職したり、銀行口座を開いたりする場合にも必ず必要で、とても大事なもの。金庫に保管している方もいます。
日本に導入されたマイナンバーのように、他人に貸したり、簡単に見せたりしてはいけない紛失したらとても危険です。(注意:SSNと日本のマイナンバーは同じものではありません)
9.11のテロ以前の留学生はこの番号を与えられたようですが、現在は、留学中に学校の許可を得て校内でバイトをする際にはSSNのオフィスで申請し、番号を授与することができます。
SSNを持っている方は忘れずに記入してください。
3列目
本人の家族についてです。両親の苗字、母方の旧姓(Maiden name)、そして、それぞれの誕生日、出生地、現在の居住地の市町村と国を書く必要があります。
- Family Name Father 父の苗字 Mother 母の苗字 (Maiden Name)(母の旧姓)
- First Name 父の名前と母の名前を記入
- Date of Birth 両親の生年月日を記入
- City and Country of Birth 両親の出生地を記入
- City and Country of Residence 両親の現在の居住地を記入
4列目
Current Husband or Wife 現在の伴侶についてです。現在、夫か妻がいる場合は記入します。3列目のように、相手の誕生日や出生地に加えて、結婚した日と場所を記入する欄があります。配偶者がいない場合は N/A というマークを入れます。(記入することがない場合に使用する記号です)
- Current Husband or Wife Family Name 現在の夫か妻の苗字、 婚歴なければN/Aと書いてOKです。
- First Name 現在の夫か妻の名前
- Date of Birth 現在の夫か妻の生年月日
- City and Country of Birth 現在の夫か妻の出生地
- Date of Marriage 結婚した日付
- Place of Marriage 結婚した場所
5列目
Former Husband or Wife (前の夫か妻)、過去に結婚歴がある方が記入します。こちらは、過去のお相手の生年月日と、結婚した日付と場所に加え、離婚した日付と場所を記入する必要があります。 離婚歴がない場合は、先ほどのように N/A と記入します。- Former Husands or Wives Family Name 過去の元夫か元妻の苗字
- First Name 元夫か元妻の名前
- Date of Birth 元夫か元妻の生年月日
- Date and Place of Marriage 結婚をした日付と場所
- Date and Place of Termination of Marriage 離婚した日付と場所
6列目
Applicant's Residence last five years は、申請者の過去5年の居住地と居住期間を書く欄です。新しい方(現在の住所)から順番に記入していきます。日本の場合、Province and Stateの部分は都道府県名を記入しましょう。
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7列目
Applicant's last address outside the United States of more than 1 year.申請者が、アメリカ以外で1年以上住んでいた場合の最新の住所を記入します。8列目
Applicant's employment last five years 過去5年間の働き先の雇い主、会社名、住所と役職(Occupation)、そして働いてた期間を記入します。小さな空白スペースに住所や名前が入りきらない!!と思った方も多いのではないでしょうか。
その場合は、See "attachment" (別紙添付)と空白に書き、別紙に似たようなフォームをMicrosoft officeのワードなどで作成し、印刷し、G-325Aフォームにホッチキスで留めておきましょう。別紙であれば、どんなに会社名が長くとも入りますもんね(笑)
私は、過去5年の勤務地のみの部分を別紙にし、用紙の下にサインと日付を入れました。
9列目
Last occupation abroad if not shown above 上記で記入されていない勤務地、特に海外での勤務地があれば記入します。そして、その下の列にある3つのチェック項目This form is submitted in connection with an application forは、K-1(フィアンセ)ビザの場合、"Other"にチェックします。その横に、”Fiance Visa application”と記入します。
直筆サインとサインした日付も忘れないように!
10列目
If your native alphabet is in other than Roman letters, write your name in your native alphabet belowとあります。こちらは、英語のアウファベット以外の文字を使用しているのであれば、その国のアルファベットで自分の名前を書く欄です。
日本人の場合は、漢字、ひらがな、カタカナを使用することになります。
最後の列(太い枠)
自分の名前をプリントで書いて終了です。Alien Registration Number
過去の留学などでOPTを申請している場合、Alien Registration Numberをもらっている可能性があります。OPTのカードや、カードと一緒に来たレターには、A000 000 000と9つの番号(もしくは8桁の場合もある)が書かれているようです。
しかし、リサーチした結果、空欄にしておけば、新しいのが発行されるとかいてあるサイトもありました。
友人曰く、書かない方がいいとのことだったので空欄で出しました!(2019年追記:問題なく新しい番号を発行してもらえました。)
まとめ
現在のI-129FやI-485のフォームには、G325Aの情報がすでに組み込まれているので、余分に提出する必要のない書類になってしまいました。私がG325Aで苦労したのは出生地やら、過去の勤務歴の記入欄。職を転々としていたりすると、上司の名前を思い出せなかったり色々と記憶が怪しいなと思えるところもたくさんありました。
なんとか提出ができてホッ。
あとは、彼に郵送するだけ!!!
そんな感じでもうすぐI-129fの申請準備完了間近です。
yun